お別れ

11/30。山のおじいちゃんのお葬式でした。
ガンでしたが、88歳の高齢だったので治療ということもなく、静かにその日を迎え、88歳の大往生でした。

母方の祖父で一緒には暮らしていなかったのですが、山の暮らしの楽しさを教えてくれたとても大切な存在でした。
今月は何度か実家に帰ってたのですが先週病院に運ばれた時もすぐに会いに行けたので、かろうじてまだ話も出来る状態で、ありがとうを伝えれて良かったです。

祖父は自慢する人じゃなかったので全然知らなかったのですが、色々地域に貢献してきたみたいで、この間の国の叙勲を受賞し、勲章がもらえることになっていました。
体調を崩して役所にいけない日が続いていたので町長さんが直々に家に届けてくれると言う事になり、家族は大慌てで準備してました。
でもその日が来る前に病院に搬送されてしまったのですが、予定通り町長さんは月曜日に病院まで来てくださって・・・祖父は喜んで勲章を握りしめて離すことなく、そのまま三時間後に亡くなりました。

見事な最期だなぁと。

葬式は悲しく、でも十分に生きた人とのお別れは清々しくもあり、良い別れでした。

おじいちゃん今までありがとね。