両立ということ

ここのところずっと、仕事をするために子供を隣のおばーちゃん家に連れていくと嫌がり、しばらく作業をしていると激しく鳴き声が聞こえてきて・・・・
ばーちゃんお手上げで仕事中断。
あぁ今日も少ししか吹けなかった・・・・という日々が続いている。

「いえづと」ももうすぐだし、来月には展覧会も控えていて、新しいいいものを作りたいと集中すればするほどそんな事が起きる。

夜中に頑張ったりして、子供に割いている時間は前とそんなに変わらないと思っているのになぜなのー!!と思えば思うほど言う事は全く聞かないし、一時間ほど癇癪をおこして泣き続けたりをひどい時は一日三回ほどやってくれる・・・
わたしも苛立ってきてしまう。焦る。

そんな気持ちを今度お世話になるギャラリーのオーナーさんにぽろっと漏らしてしまった。
オーナーさんも子持ちでずっとお仕事を続けてみえる女性なので、なんでもぶつけて欲しいと言ってくださってて、それに甘えてしまった。すぐにくれた言葉。

「小さな子供さんを育てながらの仕事は、本当に大変ですよね。
良い仕事をしたいと思うほど、
理想と現実とのズレも見えてきたりして…。

でも、後になってみれば、ほんの数年のことなんですよ。
子育てと仕事、どちらも楽しい時だと思って、
力を抜いてみてくださいね。
早崎さんの力量ならば、大丈夫だと思っています。」と。

なんだか気を張りすぎてたみたいで涙が出てしまった。
最近新しいことを考える時間もあまりなくて、作家として大丈夫だろうかと心配にもなっていたから、安心して、肩の力が抜けた。
両方とも完璧にこなしてやろうと計画ばっかり立てていたような。
子供にとったらいい迷惑ですよね。

出産後8カ月で再開したときは、出来る分だけ出来るペースで続けることが大事!と思っていたのにだんだんと欲が出てきてしまっていたようです。

まだまだゆっくりペースで、でもしっかりと制作と向き合っていきたい。

と、そんな気持ちになった昨日は制作集中できましたとさ。