ナガラガワフレーバー

先々週から岐阜にある「ナガラガワフレーバー」で磁器の作家さんと二人展を開催中。
明日最終日で搬出なのでまた岐阜へ行ってきます。わりと実家に近いので家族も一緒に帰省予定。小旅行です。

岐阜で展示をすることはまれなので久々に両親が展覧会を見に来てくれたらしく、昨日母から電話があった。

「よかったよー。お父さんが腕をあげたんだなぁっていってたよ。」って。

母は優しいから言ってくれるだろうけどあの父がほめるとは!!
どうしちゃったんだろう?病気したから??

昔昔父とは折り合いが悪く、よくあるずっと反抗期みたいになって家を離れて、いいほど大人になってから仲良くなった。
いつも私が進みたい道には反対で否定的。どんなにがんばっても誉めて貰った記憶はない。
よくこういう仕事をしてるとゆったり育ったように思われちゃいがちですが、かなり父に対する反骨精神でがんばってなんとか繋げてこれた気がする。

ガラスを仕事にし始めても、父は「こんなの誰が買うんだ」といつも残念な言葉しかくれませんでした。
(まあ確かにこういった仕事は食べていくのが大変だから自分も子供にどういってあげれるかはちょっとわからないのですが・・・)

そんな父が初めて認めてくれた気がして、あー続けててよかったなってしみじみ感動しちゃいました。

作家としてはまだまだなので父にはもっと喝をいれて貰わなきゃいけないのですが・・・・ね。
でもよかったよかった!
親ってありがたいですねー。しみじみ。